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第30番 泉蔵寺

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尾風山 泉蔵院

 

江戸時代、豪商前野小平治に庇護されて寺運栄えた名にしおうダルマ寺である

泉蔵院の歴史

 聖武天皇の神亀年間(724~)に僧行基が創建したと伝えられています。 ご本尊の阿弥陀如来と薬師如来は行基のご自作で、十万信者の現当二世安楽のため、二仏御同座にて奉安されたといいます。

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ダルマ寺

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 参道の石段を登りきると、まず目に入るのが、石塔のそこここに置かれた、大小さまざまな赤い目入りのダルマです。

 お堂の中にもたくさんのダルマが、大きな黒目をぎょろっとさせて、大願成就の喜びを表しているかのように奉安されています。

豪商前野小平治の庇護

 江戸末期の文政の頃(1817)、豪商前野小平治の庇護のもと、泉蔵院の寺運は栄えました。 金毘羅堂は、精緻な細工が見事な白木作りの小堂です。これも小平治によって寄進されました。

 金毘羅堂の前にある石灯籠も同時期に小平治から寄進されたもので、特筆すべきは、 当時の儒学者で詩人でもあった頼山陽の筆であります。

 時間があれば本堂横の小道を通って、展望台へお運びください。内海一といわれる見事な景観にきっと満足されましょう。

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​アクセス

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470-3321

知多郡南知多町内海南側69

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