第32番 妙音寺

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法聲山 妙音寺

 

千手観音さまは文字通りたくさんの手を持っておられます

妙音寺の歴史

 昭和五十五年に名鉄知多新線が開通し、終点「内海駅」が誕生して、妙音寺界隈はすっかり変貌しました。 妙音寺への道標でもある常夜灯が、時代を超えて佇んでいます。

 天正年中(1573)宗音公和尚が薬師如来の夢現により開創されました。その霊像は往時、僧行基の作と伝えられ、 旅の遊行僧の念持仏であったのです。

 この薬師如来のご縁日には門前に市がたち、特に十月八日、十二日の大縁日は大変なにぎわいだったといいます。

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千手観音さまのこと

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 妙音寺にも祀られてある千手観音とは、正確には千手千眼観世音といい、千という数字は無数無量ということを表していて、 文字通りたくさんの手を持っておられ、特定のサインをお持ちでないが、私たちはそのたくさんのサインの中から、 自分の願いと対話すればいいわけです。

 無数の指先には、一つ一つお目があります。それは「見ること」、観察と実行の大切さをうたわれます。 また千の手のうち、いちばん大きな手が、大体合掌していらっしゃいます。

満願成就 "恋の願いから赤ちゃんの産みわけまで"

 古い文献に、「内には八万の心患を滅ぼし、外には四百四病を除く。誓って我が名を三たびとなうならば万願成就せしむ。 施無畏の徳を得、有縁の衆生を導き、女身を厭えば男子となる」とあり、恋の願いから赤ちゃんの産みわけまで、 聞き届けてくださることになっているといいます。

 妙音寺の山門にたたずんで、思わず仰いだ青空には大イチョウが二本枝を広げ、白雲がゆったりと渡っていきました。

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​アクセス

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知多郡南知多町内海馬場51