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第29番 慈光寺
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臨海山 慈光寺
馬頭観音は頭上に馬の頭を持ち、観音さまの中でただ一つ、 恐ろしい忿怒の形相をされています
慈光寺の歴史
天文八年(1539)恵空上人により開創され、十四世安空義静上人により中興されました。 本堂に合祀される秘仏、大日如来像は十二年に一度開帳されています。
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あごなし地蔵さま
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江戸時代の地元の豪商、内田佐七が隠岐島から分身を請うたものといい、あごなおし地蔵とも呼ばれて、 歯痛止めの霊験が今も多く語り伝わっています。
馬頭観音さま
この南知多三十三観音霊場中、馬頭観音さまが祭祀されているのは、ここ慈光寺ただ一寺です。 この馬頭観音さまが頭上に馬の頭を頂いて、お不動さまのようなおそろしい忿怒の形相をされています。なぜでしょうか?
優しい顔ばかりではだめだから、たまには怖い顔でゴツンと・・・などというばかりではありません。 「怒り」がどんなに悲しい、うつろなものであるかを見せてくださるのです。 馬頭観音さまは、馬や牛たちの安全を守ったり、交通安全をお願いしました。
今はドライバーの安全を見守る大切な観音さまです。ラッシュでいらいらしている時、 この観音さまを思い浮かべて「南無観世音菩薩」と唱えれば、心も静まり、道を譲る気持ちになり、 交通事故をまぬがれることでしょう。
なお、慈光寺には天保七年作、地獄絵図が十四幅と本四国巡拝初願者、衛門三郎ゆかりの杖杉弘法大師が奉安されています。 また、円空作、「弁財天」が安置されています。お像は十センチ余りですが円空独特の味わいがあります。
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アクセス
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470-3321
知多郡南知多町内海南側63
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