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第25番 岩屋寺
大慈山 岩屋寺
この知多半島の南端に一宗派を開創した総本山たる凛とした気骨が山間を圧している
岩屋寺の歴史
昭和二十六年、天台宗を脱してこの知多半島の南端に、一宗派を開創した凛とした気骨が、綿々たる法灯の歴史と相まって、 この山間を圧しています。
霊亀年間(715)、時の帝、天正天皇の勅願により、行基の開創。七堂伽藍を備えた寺領と子院十二坊、 壮々たる勅願寺でありました。
大同三年(808)弘法大師が留錫、また、親鸞上人は阿弥陀堂にご本尊を納められ、宝徳二年(1450)、 大野城主佐治家からは、国宝一切経五千四百六十三巻を奉納され、江戸時代には徳川家の祈願所として御黒印を頂戴するという、 その寺歴の豊穣さは特筆すべきものであります。
尾張高野山宗開創
そして昭和二十六年、時の豪鉄大僧正の尾張高野山宗開創へ
末寺二十、教会七十九、教師二百四十余人を擁する一大総本山へと続くのである。
五百羅漢さま
山腹の崖に点々とおわす五百羅漢は、文化年中(1804~)の中興の僧、豪潮律師によって開眼されました。
五百羅漢の石仏から裏山へと続く大師ヶ嶽一帯には、八十八体の大師像と無数の石仏が奉安され、その風雪に絶えたお姿は一種独特の雰囲気をかもし出しています。
アクセス
470-3322
知多郡南知多町山海間草109
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