第10番 医王寺

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宝珠山 医王寺

 

病魔退散、身代り、厄除けの霊験あらたかな、まことに勇猛なご本尊さまです

医王寺の由来

 神亀二年(725年)行基菩薩の開基と伝えられる医王寺は、往古には寺領百八十貫を拝領し、 仁王門も経堂も備わり、十二坊の塔頭を擁する堂々たる大古刹だったのですが、 今は医王寺一山七坊(この大井に四坊あり)を残すのみとなりました。

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ご本尊は薬師如来

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 ご本尊の秘仏薬師如来は行基の作で、三河鳳来寺、須佐(豊浜)光明寺の薬師如来と同木の尊像と伝えられています。 中世の兵乱で暴徒の乱入を受けた矢の痕を残しておられるとのことで、病魔退散身代り、厄除けの霊験あらたかな、 そして、まことに勇猛なご本尊さまです。

弘法さまとご縁あり

 医王寺は、弘法大師さまと特に深いゆかりがあります。

 大師が唐から帰朝してのち、弘仁五年(814年)まだ沙門空海と名のられたころ、 南知多町の聖崎より知多郡にお渡りになり、仏山(大井の西方にあった)で巡錫の歩を留め、二十一日間の護摩を修し、 伽藍を再興なさったと伝えられています。

 また、地方の港町においてこのような一山形式の寺院は大変珍しく、荘厳な昔日の面影はほとんど見られなくとも、 毎月の御本尊の命日には梵鐘が打たれ、四坊の御住職が総出仕して、今も祈願されているのです。

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​アクセス

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470-3501

知多郡南知多町大井真向38