第20番 円増寺

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白雲山 円増寺

 

十一面観音は文字どおり十一の顔を持つ観音さまで、 その顔の一つ一つにブロックサインがあるのです

円増寺の歴史

 天長五年(828)に創建され、文明二年(1470)に叡賢上人により中興されました。 また、元禄九年(1696)に本堂の改築がなされています。

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十一面観音さまあれこれ

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 ここ円増寺の本尊である十一面観音さまは、文字通り十一のお顔を持っていらっしゃる観音さまです。 そのお顔のひとつひとつがブロックサインを出していらっしゃるのですが、 一般にはこの世のあらゆる道理をわきまえないところから出てくる愚痴を断とうとの願いの象徴といわれます。

 そのサインの中のひとつに"軍持手"(瓶のこと)があります。瓶を満たすように、 あらゆる欲望を満たしてあげようというサインです。 しかし、一方の手にはだいたい数珠を持っておられ"煩悩を断ち切れ"とのサインです。

 「望みは叶えるけれど、ほどほどに」

もうひとりの自分を見つけましょう

 釈尊は人生の難関で、一心に観音の名を唱えるように教えられますが、 その観音さまこそ、実は私たちのどろどろの煩悩の底に埋み込まれた"尊厳な人間性"つまり、 "もう一人の自分"に他ならないと教えられています。

 そして、そのために、まず、 じっくり自分自身を見つめてみるために、巡礼の旅に誘ったのでしょう。 人生の折り目切り目、難関難所を模した札所霊場めぐりは、先人たちの知恵でもありましょう。

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​アクセス

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470-3412

知多郡南知多町豊浜半月47