『寺院紹介』 番外 宗真寺

【宗真寺の紹介】

路地に立つ石塔から緩やかな石段を登ると、創建から残る山門があります。そこから眼下に広がる師崎港、右側には篠島、左側には日間賀島を一望でき、一幅の絵画を見るような景勝地が広がっています。また、樹木に囲まれた境内には、阿弥陀信仰を伝える「南無阿弥陀佛」の六字名号の石塔、百日紅の老木の枝下には檀信徒の祈願が込められた千体地蔵尊があります。本堂の西側には。京都伏見稲荷由来の朝日稲荷がまつられています。

 

 

【お十夜】(十夜法要)

お十夜は、正しくは「十日十夜法要」といい、以前は十日十夜にわたって行われた念仏会のことです。現在では、一般的に一日一座の法会となっています。元々は天台宗の寺院で貴族のためにおこなわれていましたが、1495年(明応4年)に鎌倉光明寺9世の観誉祐崇上人が後土御門天皇の勅命を受けて宮中で行い、許しを得て京都から鎌倉に移し、民間念仏として行ったことから全国の浄土系寺院に広まったと伝えられています。その由来は、『無量寿経』に阿弥陀如来への報恩が説かれており、「この世での十日十夜の善根は、無量寿国で千歳(千年)の善根にまさる」ということからこの法要が行われるようになりました。

宗真寺では、例年10月中旬の夜に行われてます。婦人会の方々による手作りの夕食を頂いたあと、塔婆回向を勤め、お説教を聞き、最後に108本の蝋燭に火を灯し、幻想的な雰囲気の中で、お参りの方々全員でお念仏を称えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です