南知多三十三観音霊場会・札所寺院
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第6番 法華寺

宗旨 天台宗
ご本尊
聖観世音菩薩
ご祭祀
聖観世音菩薩
住所
知多郡美浜町豊丘五宝115
 
鐘つき堂のこより
行基菩薩の開基
矢梨観音の秘仏
 
7番 長福寺へ

大乗山 法華寺

お里沢市で知られる「壺坂霊験記」で名高い壺坂寺は、 西国三十三観音六番札所 ここ六番札所も眼病に霊験あり


 鐘つき堂のこより

 山間の風情濃い法華寺の境内に佇んで、ふと右側にある鐘つき堂を眺めて、「おや・・・?」と、目を凝らした。  百八個あるという鐘のいぼのひとつひとつに無数のこよりが巻かれている。
 「いぼとりの祈願なんですよ。」
 このこよりは親指と薬指で作り、鐘のいぼに結ぶにも、やはりこの二本の指を使うそうな。 秘めやかな祈願がかなった人達の、誰いうことなしの約束事となったらしい。


 行基菩薩の開基

 法華寺は聖武天皇の御代、神亀五年(728)行基菩薩の開基という。その昔、七堂伽藍を有し、 精舎十七坊常住寺僧も三百人という一大古刹であった。

 天文五年(1536)に織田信長の手兵によって火を生じ、本尊(行基作と伝える丈一尺八寸木刻坐像の聖観世音)と一院を 残すのみという悲運に遭い、その後、復旧再興の機運に恵まれたものの、慶長五年(1600)関が原の合戦のとき、 石田三成に味方する九鬼水軍の手により放火され、再び炎上したのです。 その時、掠奪された金剛力士の仁王尊が伊勢の朝熊山にあると言われていました。

 隆盛を極めたそんな往時の面影を伝えるものは、今はただ、付近に金剛坊、遍照坊との地名が残るのみ。


 矢梨観音の秘仏

 さて、西国三十三観音めぐりの第六番札所をご存知ですか。観音の霊力で沢市の目が開く、 あの「壺坂霊験記」の舞台、壺坂寺南法華寺です。

 この南知多三十三観音めぐりのここ六番札所法華寺も、眼病に霊験ある寺として、信仰が篤いのです。 それもそのはず、御本尊の聖観世音は、古来、「矢梨観音」と愛称され、岩屋観音、 時志観音と共に知多十二観音の一つとして知られ、六十年に一度しか開帳されない秘仏なのです。


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