
この南知多三十三観音霊場中、馬頭観音さまが祭祀されているのは、ここ慈光寺ただ一寺です。
この馬頭観音さまが頭上に馬の頭を頂いて、お不動さまのようなおそろしい忿怒の形相をされています。なぜでしょうか?
優しい顔ばかりではだめだから、たまには怖い顔でゴツンと・・・などというばかりではありません。
「怒り」がどんなに悲しい、うつろなものであるかを見せてくださるのです。
馬頭観音さまは、馬や牛たちの安全を守ったり、交通安全をお願いしました。
今はドライバーの安全を見守る大切な観音さまです。ラッシュでいらいらしている時、
この観音さまを思い浮かべて「南無観世音菩薩」と唱えれば、心も静まり、道を譲る気持ちになり、
交通事故をまぬがれることでしょう。
なお、慈光寺には天保七年作、地獄絵図が十四幅と本四国巡拝初願者、衛門三郎ゆかりの杖杉弘法大師が奉安されています。
また、円空作、「弁財天」が安置されています。お像は十センチ余りですが円空独特の味わいがあります。
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